初心者におすすめ！首都圏から日帰りで楽しめる低山登山ベスト１０

目次（もくじ）

1. 首都圏からアクセスしやすい低山とは

首都圏に住んでいる方や東京近郊にお出かけする方にとって、「日帰りで登れる低山」はとても魅力的なアウトドア体験です。特に登山初心者の方には、標高が高すぎず、アクセスも簡単な低山がおすすめです。ここでは、首都圏から日帰りで行ける低山の特徴や、その魅力についてご紹介します。

初心者でも安心して楽しめる理由

アクセスの良さ：電車やバスなど公共交通機関を利用して簡単に行ける山が多く、車を持っていない方でも気軽に挑戦できます。
コースが整備されている：登山道がしっかり整備されていて迷いにくく、案内板や休憩所も充実しています。
所要時間が短い：往復で2～4時間程度のコースが中心なので、朝ゆっくり出発しても無理なく下山できます。
装備が最小限でOK：本格的な登山装備は必要なく、動きやすい服装と運動靴、水分補給ができるものだけでも十分です。

首都圏近郊の低山の魅力

四季折々の自然：春は桜や新緑、秋は紅葉など、季節ごとに違う風景を楽しめます。
手軽なリフレッシュ：都会の喧騒を離れて自然の中でリフレッシュできるため、週末のお出かけにもぴったりです。
家族や友人とも楽しめる：難易度が高くないので、小さなお子様連れや友達同士でも一緒に登れます。

主な特徴まとめ表

ポイント	内容
標高	200m〜1000m程度
所要時間	2〜4時間（往復）
交通アクセス	電車・バス利用可
登山道の整備	良好・案内板あり
適した時期	通年（特に春・秋）

こんな人におすすめ！

初めて登山を体験したい方
週末に気軽なお出かけ先を探している方
家族や友人と自然を楽しみたい方

2. 日帰り登山の基本装備・準備

日帰り低山登山に必要な持ち物リスト

首都圏から気軽に行ける低山登山でも、しっかりとした準備が大切です。特に初心者の方は、最低限の持ち物を揃えて安全に楽しみましょう。

アイテム	用途・ポイント
登山用リュック（20〜30L）	両手が空き、荷物をバランスよく運べます。
トレッキングシューズ	滑りにくく、足首を守る靴がおすすめです。
レインウェア（上下）	天候急変や防寒対策として必須。
飲み物（1L以上）	水分補給はこまめに。ペットボトルや水筒で。
行動食（おにぎり、エナジーバーなど）	小腹がすいた時やエネルギー補給に。
帽子・日焼け止め	紫外線対策に役立ちます。
タオル・ハンカチ	汗拭きや応急処置にも便利です。
地図・スマートフォン（予備バッテリー）	道迷い防止や緊急時の連絡手段として。
救急セット（ばんそうこう等）	小さなケガにも対応できるよう用意しましょう。
ビニール袋・ごみ袋	ゴミは必ず持ち帰ります。マナーです。

服装のポイント

低山でも天候や気温が変わりやすいので、重ね着（レイヤリング）が基本です。吸汗速乾素材のTシャツや長袖、動きやすいパンツを選びましょう。春秋は薄手のフリースやウィンドブレーカーもあると安心です。

季節	トップス例	ボトムス例
春・秋	Tシャツ＋薄手フリース＋ウィンドブレーカー	ストレッチパンツ＋タイツ（冷え対策）
夏	吸汗速乾Tシャツ＋薄手長袖シャツ（日焼け防止）	通気性の良いパンツまたはショートパンツ＋タイツ
冬（低山向け）	Tシャツ＋フリース＋防風ジャケット	暖かい素材のパンツ＋インナータイツ

日帰り登山で守りたいマナー＆注意点

ゴミは必ず持ち帰る：「来た時より美しく」が登山者のマナーです。
あいさつをする：すれ違う際には「こんにちは」と挨拶しましょう。日本ならではの温かい文化です。
道を譲る：上り優先が基本ですが、お互い譲り合いを大切に。
自然を壊さない：植物や動物には手を触れず、写真だけで楽しみましょう。

安心して楽しむために…事前チェックも大切！

天気予報を必ず確認しましょう。
自分の体力・体調に合わせて無理せず計画を立てましょう。
家族や友人に行き先・帰宅予定時間を伝えておくことも忘れずに。

正しい装備と心構えで、首都圏の日帰り低山登山を安全＆快適に楽しみましょう！

3. 初心者におすすめの低山登山コースの選び方

自分に合った山を選ぼう

首都圏から日帰りで楽しめる低山は数多くありますが、初心者の方はまず自分の体力や経験に合わせた山を選ぶことが大切です。例えば、標高が500m未満の山や、登山道が整備されている場所は初めてでも安心してチャレンジできます。また、アクセスの良さもポイントです。駅から近い登山口やバス便が充実しているエリアなら移動もスムーズです。

山のタイプ	特徴	おすすめ度
標高500m未満	初心者向け、体力に自信がなくてもOK	◎
標高500～1000m	少しチャレンジしたい方、景色も楽しみたい人向け	○
アクセス重視	駅近・バス便あり、日帰りしやすい	◎

コースの難易度をチェックしよう

低山でもコースによって難易度はさまざまです。初心者の場合、「往復2～4時間」「道標や案内板が充実」「迷いやすくない」コースがおすすめです。また、岩場や急坂が少ないルートを選ぶと安心感があります。登山アプリやガイドブックを活用して、事前に情報収集することも忘れずに。

コース例	所要時間（往復）	特徴
高尾山（東京都）	約2～3時間	道標多数、観光気分で楽しめる
御岳山（東京都）	約3～4時間	ケーブルカー利用可能、神社も見どころ
筑波山（茨城県）	約3時間	ロープウェイあり、眺望抜群

季節ごとの楽しみ方もチェック！

低山登山は季節ごとに魅力が変わります。春は桜や新緑、秋は紅葉など四季折々の自然を身近に感じられるのも魅力です。夏場は涼しい早朝登山がおすすめ。冬は雪の影響が少ない低山ならではの静かな自然を楽しめます。ただし、季節によって服装や持ち物が変わるので準備はしっかり行いましょう。

季節	楽しみポイント	注意点・おすすめ装備
春	桜・新緑・花々花粉対策も忘れずに！	軽めの防寒着・マスク・サングラスなど
夏	涼しい朝登山・森林浴熱中症予防を意識！	帽子・飲料水・虫除けスプレーなど
秋	紅葉狩り・爽やかな気候朝晩は冷え込むこともあり注意！	ウィンドブレーカー・手袋など薄手の防寒具
冬	静かな森歩き・空気が澄んで景色良好路面凍結には要注意！	滑り止め付きシューズ・厚手の防寒着

まとめ：自分らしいペースで楽しく安全な登山を！

自分にぴったりの低山とコースを見つけて、無理せず楽しい登山デビューを目指しましょう。事前準備と情報収集をしっかり行えば、初心者でも首都圏から日帰りで素敵な自然体験ができますよ。

4. 首都圏から日帰りで行けるおすすめ低山10選

ここでは、首都圏から公共交通機関を利用して日帰りでアクセスしやすく、初心者にも人気の低山を10座ご紹介します。それぞれの山の標高や特徴もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

山名

所在地

標高

アクセス方法

特徴・ポイント

高尾山（たかおさん）

東京都八王子市

599m

京王線「高尾山口駅」徒歩5分

ケーブルカーあり、登山道が整備されていて初心者向け。四季折々の自然が楽しめます。

御岳山（みたけさん）

東京都青梅市

929m

JR青梅線「御嶽駅」からバス＋ケーブルカー

武蔵御嶽神社が有名。歴史や文化も感じられる山です。

筑波山（つくばさん）

茨城県つくば市

877m

つくばエクスプレス「つくば駅」からバス

男体山と女体山の２峰が魅力。ロープウェイも利用可能です。

大山（おおやま）

神奈川県伊勢原市

1,252m

小田急線「伊勢原駅」からバス＋ケーブルカー

阿夫利神社参拝とともに、豊かな自然と展望が楽しめます。

金時山（きんときやま）

神奈川県南足柄市／箱根町

1,212m

小田急線「箱根湯本駅」からバス

富士山の眺望が抜群で、コースも複数選べます。

陣馬山（じんばさん）

東京都八王子市／神奈川県相模原市緑区

857m

JR中央本線「藤野駅」からバスまたは徒歩約90分

白馬像がシンボル。ハイキング感覚で楽しめます。

宝登山（ほどさん）

埼玉県秩父郡長瀞町

497m

秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩またはロープウェイ利用可

ロウバイや桜など花の名所。長瀞観光も一緒に楽しめます。

鋸山（のこぎりやま）

千葉県富津市／鋸南町

329m

JR内房線「浜金谷駅」徒歩またはロープウェイ利用可

断崖絶壁の景色、「地獄のぞき」が有名です。

天覧山（てんらんざん）・多峯主山（とうのすやま）セットコース

埼玉県飯能市

(天覧山) 197m (多峯主山) 271m

西武池袋線「飯能駅」から徒歩約20分〜40分程度

初心者でも気軽に縦走できる手軽なコース。街歩きと組み合わせても◎。

弘法山（こうぼうやま）・吾妻山（あづまやま）セットコース

< td >神奈川県秦野市

< td >(弘法山) 235m (吾妻山) 125m

< td >小田急線「秦野駅」から徒歩

< td >公園として整備されており、桜の名所としても有名です。

< p >これらの低山は、どれも公共交通機関でアクセスしやすく、初めての登山にもぴったりです。無理せず自分に合ったペースで、安全に登山を楽しんでください。

5. 安全に楽しむためのポイントと下山後の楽しみ

登山初心者が知っておきたい安全対策

首都圏から日帰りで行ける低山でも、油断は禁物です。安全に登山を楽しむためには、事前準備と基本的なマナーが大切です。以下のポイントを参考にしましょう。

ポイント	内容
服装・持ち物	動きやすい服装、滑りにくい登山靴、レインウェア、水分、行動食（おにぎりやエナジーバー）、地図やスマホの地図アプリを準備しましょう。
天気の確認	出発前に必ず天気予報を確認し、悪天候の場合は無理をせず中止する勇気も大切です。
計画と連絡	コースタイムを調べて余裕を持った計画を立てましょう。また、家族や友人に行き先を伝えておくことも重要です。
登山届の提出	多くの低山にも登山ポストがあります。登山届を提出しておくことで、万が一の時にも安心です。
体調管理	体調が優れない場合は無理せず休みましょう。途中で異変を感じたら早めに引き返す判断も必要です。

下山後のお楽しみスポット紹介

低山登山の魅力は、下山後のお楽しみにもあります。特に首都圏近郊では、ご当地温泉や名物グルメが充実しています。おすすめの過ごし方をご紹介します。

温泉でリフレッシュ！おすすめ温泉地

エリア	おすすめ温泉地	特徴
高尾山周辺（東京都）	京王高尾山温泉 / 極楽湯	駅直結でアクセス抜群。疲れた体をゆっくり癒せます。
御岳山周辺（東京都）	つるつる温泉	肌がつるつるになると評判の日帰り温泉。
筑波山周辺（茨城県）	筑波温泉ホテルなど多数	絶景露天風呂で有名。下山後の達成感も倍増！
大山周辺（神奈川県）	鶴巻温泉弘法の里湯	大浴場や足湯があり、家族連れにも人気。

ご当地グルメも要チェック！人気の名物料理例

高尾山そば（高尾山）: 登山客に人気の名物そば。香り豊かでコシがあります。
味噌田楽（御岳山）: 山頂付近のお店で味わえる素朴な味わい。
筑波うどん（筑波山）: モチモチとした食感が特徴。下山後の腹ごしらえに最適です。
豆腐料理（奥多摩・御岳エリア）: 清らかな水で作った豆腐料理はヘルシー志向にもぴったり。
B級グルメ（各地）: コロッケやソフトクリームなど、軽食も楽しめます。

まとめ：安全第一＆ご褒美タイムで充実した一日に！

初心者でも安心して挑戦できる首都圏近郊の日帰り低山登山は、安全対策をしっかり押さえて、下山後のお楽しみまで満喫することで、一日がより思い出深いものになります。ぜひ参考にして、楽しい登山デビューを飾ってください！

初心者登山首都圏